名種牡馬ダンシリが死去、凱旋門賞馬レイルリンクらの父
2021年12月24日 11:04
数多くの活躍馬を送り出してきた名種牡馬ダンシリが、25歳で死亡したことが分かった。ジャドモントファームが現地22日に発表した。
デインヒル産駒のダンシリは通算14戦5勝(重賞3勝)でG1勝ちはなかったが、1999年の仏2000ギニーなどでG1の2着が3回、2000年のブリーダーズカップマイルなどG1での3着が3回と欧米のマイル戦線で上位争いを繰り広げた。
全妹にいずれも米G1のBCフィリー&メアターフを制したバンクスヒルとインターコンチネンタルがいるなど近親には活躍馬がおり、種牡馬入り後は日本の三冠馬ディープインパクトが参戦した2006年の凱旋門賞を勝ったレイルリンクや、2010年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを制して日本で種牡馬入りしたハービンジャー(ディアドラやペルシアンナイトらの父)など22頭のG1馬を出した。