現地26日、米サンタアニタパーク競馬場にてG2サンアントニオステークス（ダート8.5ハロン）が行われ、V.エスピノーザ騎乗のエクスプレストレインが、圧倒的な1番人気に推されていたホットロッドチャーリーに競り勝った。

　レースは先行したホットロッドチャーリーが逃げていたエイトリングズを早めに捕まえに行き、本命馬を斜め後ろでマークしていたエクスプレストレインもこれを追走。直線ではホットロッドチャーリーとエイトリングズの叩き合いとなり、これを制したホットロッドチャーリーを3番手からしぶとく脚を伸ばしてきたエクスプレストレインがゴール寸前でハナ差で差し切った。

　J.シレフス厩舎のエクスプレストレインはユニオンラグズ産駒の4歳馬。G1では昨年末のマリブステークス2着や今春のサンタアニタハンデキャップ2着、そして前走のオーサムアゲインステークス3着など善戦どまりだが、今年はこれで3度目のG2勝ちとなった。