サンガブリエルS、昨年2着のボブアンドジャッキーがダート変わりで重賞初制覇

2021年12月28日 12:06

 現地26日に米サンタアニタパーク競馬場にて行われたサンガブリエルステークスは、豪雨による影響のため芝からダート9ハロンに変更。規定により自動的にG2からG3へと格下げして行われ、J.バルディビアJr.騎乗のボブアンドジャッキーが競り勝った。

 ダート変更に伴い、前売り1番人気だったG1フランクE.キルローマイル勝ち馬のヒットザロードらが出走を取り消し、レースは4頭立てに。ボブアンドジャッキーは先頭で馬群をけん引し、直線で外から追い込んできたフライアーズロードをハナ差で抑え込んだ。

 R.バルタス厩舎のボブアンドジャッキーはトワーリングキャンディ産駒の5歳馬。芝の重賞では昨年のこのレースなどでの2着が最高だったが、初ダートとなった今回で重賞初制覇を果たした。