2019年のベルモントS覇者サーウィンストン、復調果たしペガサスWCに参戦

2022年01月26日 12:05

 2019年にベルモントステークスを制したサーウィンストンが、ペガサスワールドカップに参戦することが明らかになった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が現地24日付けで報じている。

 M.キャシー調教師が管理するオーサムアゲイン産駒のサーウィンストンは、2019年のベルモントSで日本のマスターフェンサーらを退け重賞初制覇。その後に脚部不安を発症して半年余り休養し、2020年春にはドバイワールドカップに遠征した。しかし、コロナ禍で現地入り後に中止が決まると、帰国してもなかなか体調が上向かずに1年近く休養。昨年8月に復帰してカナダのウッドバイン競馬場で4戦し、前走のG3ヴァリディクトリーステークスで久々の重賞勝ちを果たした。

 ベルモントSにはプリークネスステークスの覇者ウォーオブウィルとの2頭出しだったキャシー師は「“皆に大事な馬を見逃している。彼が勝っても驚きはしない”と言っていたんだ。彼は本当によく頑張っていたよ」と当時を振り返り、現在は似たような気分になっているとコメント。

 そして「おかしいかもしれないけど、目下の彼は以前にも増して仕事を楽しんでいるように思う」「彼は凄くプロフェッショナルなんだ。ずっとそうだったが、調教も振る舞いもより良くなっている。今回はとてつもないレースさ。うまいこと分け前にあずかれればね」と期待を口にしている。