ドバイターフ覇者ロードノース、サウジ遠征は回避

2022年02月18日 11:59

 昨年のドバイターフなどG1を2勝しているロードノースが今月のサウジアラビア遠征を回避することが分かった。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。

 J&T.ゴスデン厩舎のロードノースはドバウィ産駒の6歳せん馬。2020年6月のロイヤルアスコット開催で英G1プリンスオブウェールズステークスを制すと、昨年3月には日本調教馬ヴァンドギャルドを2着に下してドバイターフを勝利した。

 同年6月にはプリンスオブウェールズSを予定していたが、馬場状態を考慮して出走を回避。以降は長期休養に入り、今月26日にサウジアラビアで行われるG3ネオムターフカップに招待されていたが、陣営は同日の英G3ウィンターダービーに向かうことを決めたという。

 J.ゴスデン調教師は「ロードノースは元気だが長く休んでいたので、約1年ぶりのレースのためにサウジ遠征するのはちょっとね」とコメントしている。