米国ジョッキークラブ、北米での種付け制限ルール撤廃
2022年02月18日 12:50
米国ジョッキークラブは現地17日、一部種牡馬の年間種付け頭数を制限していたルールの撤廃を発表した。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
2020年に制定されたこのルールでは、同年以降に生まれた種牡馬の種付け頭数の上限を米国・カナダ・プエルトリコでの合計で140頭までに設定。これに対し、甚大な影響を被る三つの大種馬場が訴訟を起こしていた。
ルール撤廃について米国ジョッキークラブの理事会は「団結して取り組むべき多くの重要な問題があるときに、この規則が原因で競馬業界を分裂させること」を懸念して規則取消を決めたという。