20日に行われる香港ゴールドカップ（G1、芝2000メートル、シャティン）の出走馬と枠順が17日、確定した。

　前走のスチュワーズCで2着に敗れ、連勝が16でストップしたゴールデンシックスティ（セン6、K・ルイ、父メダグリアドーロ）は11頭立ての大外11番枠に決まった。鞍上は主戦のヴィンセント・ホー。

　昨年は短頭差の差し切りで人気に応えたゴールデンシックスティだが、連覇を狙う今年は、まさかの敗戦から再起を図る一戦になった。

　前走のスチュワーズCはスローペースの最内枠で動けず、先に抜け出したワイククを捕まえきれず。今回は大外枠に入った分、自由に動けるが、スタンド前発走の2000メートル。道中の距離ロスは避けられず試練の大外枠となったか。ワイククが同日に行われる1400メートルのG1クイーンズシルバージュビリーCに向かい、直接対決とならなかっただけに、このメンバーでは絶対に負けられないところだ。

　昨秋の香港マイル2着、前走スチュワーズC4着のモアザンディス（セン6、C・シャム、父ダッチアート）、香港カップでラヴズオンリーユーとヒシイグアスに次ぐ3着に入り、スチュワーズCも3着に好走したロシアンエンペラー（セン5、D・ホワイト、父ガリレオ）などが打倒ゴールデンシックスティに挑む。

出典：日刊スポーツ