【サウジC】カントリーグラマーのバファート師が挙げた「強敵」はマンダルーンとミシュリフ

2022年02月26日 12:29

<サウジC>

 3年連続でサウジCに参戦するボブ・バファート師が管理馬カントリーグラマー(牡5、父トーナリスト)とレースのポイント、相手関係を語っている。

 バファート師は「枠(1番枠)は外枠が良かったけど、いいレースになると思います。(昨年6月のハリウッドゴールドC1着以来で)しばらく走っていないので伏兵ですけど、彼はとてもいい馬ですよ。能力はありますし、距離は問題ではないでしょう」とカントリーグラマーへの期待を語った。

 レースのポイントとして挙げたのは、キングアブドゥルアジーズ競馬場のコース形態だ。「唯一心配しているのは2ターン(コーナー4つ)ではなく、ワンターン(コーナー2つ)の1800メートルだということ。昨年はニックスゴー(秋にBCクラシックを制覇)も苦戦しましたからね。(相手関係は)マンダルーンとミシュリフは倒さなければいけない馬ですし、2頭とも強敵です」とはっきりとライバルを指名した。

「シェイク・モハメドがドバイワールドカップを創設したのと同じように、サウジアラビアの人々がこの競走を始めたのは素晴らしいことです。中東の人々は競馬に情熱を注いでおり、私は大好きです。うまく走って、1着か、2着か、3着にきてくれれば」。第1回の一昨年はムーチョグストが4着、マッキンジーが11着に敗れ、昨年はシャーラタンが2着。三度目の正直へ・・・、言葉の端々に勝利への意欲が感じられる。

 サウジC(G1、ダート1800メートル、26日=キングアブドゥルアジーズ)は日本時間の27日午前2時35分発走予定。

 ※JRAによる馬券発売は行われない。

出典:日刊スポーツ