アナモーが豪G1ローズヒルギニーを圧勝、ディープ産駒プロフォンドは掛かって4着

2022年03月20日 11:01

 現地19日に豪ローズヒルガーデンズ競馬場で6頭により争われた3歳G1ローズヒルギニー(芝2000m)は、中間点を2番手で通過した1番人気のアナモーが先頭に並んで最終コーナーを回ると、迎えた直線では2着に6.57馬身差をつけて圧勝した。

 レースは序盤に出入りのある形となり、スタート直後はコンヴァージ(2番人気)が先頭も、400m進んだ地点でアナモーが取って代わる。しかし、両馬の間で折り合いに苦労していたディープインパクト産駒のプロフォンド(3番人気)が抑え切れずハナに立ち、アナモーは3、4馬身離れた2番手に落ち着いた。

 アナモーは最終コーナーからプロフォンドに並んで直線に入ると、残り300mを切って抜け出し独走。2着にコンヴァージ、さらに0.73馬身差の3着には4番人気のフォーガットユーが続き、プロフォンドはアナモーから8.63馬身差の4着に沈んだ。

 アナモーは前々走のG2ホバートヴィルステークスに続く6度目の重賞勝ち。前走のG1ランドウィックギニーではコンヴァージに敗れたが、見事に巻き返して通算3度目のG1制覇とした。