【ドバイゴールドC】ステイフーリッシュの評価は爆上がり!アスコットゴールドC参戦も
2022年03月28日 16:25
2月のレッドシーターフハンデキャップに続き、ドバイゴールドカップで海外重賞連勝を果たしたステイフーリッシュ(牡7、矢作)について、管理する矢作師がレース後の優勝会見で喜びを語った。
勝利の感想を問われた矢作師は「驚いています。信じられません。(サウジから良くなった点は)輸送がうまくいったし、環境が良くなって調子が上がりました」と言葉をはずませた。
今年の欧州長距離路線の新星と見られているゴドルフィンの無敗馬マノボとの追い比べを制したことで、レース後は評価が爆上がり。大手ブックメーカーのコーラル社は6月英国のロイヤルアスコット開催で行われるG1アスコットゴールドカップ(芝3990メートル、6月16日)へ向けた単勝前売りオッズで、それまで名前のなかったステイフーリッシュを4番人気となる7・0倍に設定している。
ロイヤルアスコット開催参戦の可能性を問われた矢作師は「(次走は)まだ分かりませんし、オーナーと相談しなければいけません。私が狙いたいのは、(6月の英国)ロイヤルアスコット、(アスコット)ゴールドカップです」と意欲を見せた。
馬主の社台レースホース代表・吉田哲哉氏も会見に出席。「もともとマイルでも結果を出していた馬なんですけど、ステイゴールドというお父さんの血がすごく影響したのか、長い距離走ったことについてはビックリしましたけど、ある程度は予想通りでした」と勝利を喜んだ。矢作師がアスコットゴールドカップの名前を挙げたことについて聞かれると「(次の目標は)あの・・・、調教師さん(矢作師)と相談します」と即答はしなかったものの、前向きな笑顔を見せた。
アスコットゴールドカップは英国王室が主催するロイヤルアスコット開催で行われる最強ステイヤー決定戦。04年には同年の天皇賞・春を逃げ切ったイングランディーレ(社台ファーム生産)が日本から参戦している(9着)。