豪ダービーのヒトツは好枠ゲット、調教師も仕上がりに自信

2022年03月30日 14:15

 G1オーストラリアンダービー(4月2日、ランドウィック競馬場)の枠順抽選が現地29日に行われ、前売り1番人気に推されているモーリス産駒のヒトツは18頭立ての4番という好枠を引き当てた。

 豪競馬メディア『racing.com』は、ヒトツを共同管理するC.マー調教師が枠順抽選後に地元放送局『Sky Thoroughbred Central』のインタビューに応じた内容を引用する形でコメントを紹介。マー師は「彼が極めて順調に準備してきたことは間違いない」「1日たりとも調教を休んでいないし、ギャロップも2本かけた。まだ輸送があるけど本当に満足しているよ」とヒトツの仕上がりに自信を見せている。

 ヒトツは他の17頭と同じ斤量で戦うが、国内のレーティング110に対して次位はアレグロンの93と圧倒的優位にある。ただし、レース当日は道悪になる可能性が高く、現地ブックメーカーの『スポーツベット』は前売りオッズを2.5倍から3倍へと落とした。

 なお、ヒトツがヴィクトリアダービーとオーストラリアンダービーの両方を勝てば、1994年のマホガニー以来となるとのこと。