6日、アイルランドのレパーズタウン競馬場で注目のディープインパクト産駒2頭がデビュー戦を迎える。

　2Rの未勝利戦（芝2000メートル、9頭立て）に出走するのが、ニューファンドランド（牡3、A・オブライエン）。全姉スノーフォールは昨年の英オークスで2着に16馬身差の歴史的な圧勝劇を演じ、その後、愛オークス、ヨークシャーオークスも制した名牝。母ベストインザワールド（父ガリレオ）が凱旋門賞馬ファウンドの全妹という超良血馬だ。

　5Rに組まれている牝馬限定の未勝利戦（芝1600メートル、12頭立て）には日本生まれのオンリー（牝3、A・オブライエン）が出走する。こちらも17年に英愛1000ギニー、コロネーションS、ナッソーSでG1・4連勝を達成した名牝ウインター（父ガリレオ）を母に持つ超良血馬になる。

　ニューファンドランド、オンリーはともにクールモアの主戦ライアン・ムーアとのコンビでデビューする。3歳春の初出走となったが、既走馬相手のデビュー戦でどのような走りを見せるのか、クラシック戦線に浮上してくるのか、注目が集まる。

出典：日刊スポーツ