伏兵ノーブルイェーツ初制覇 コーエン騎手がラスト騎乗で大仕事/英グランドナショナル

2022年04月10日 17:29

<英グランドナショナル>◇9日=エイントリー(英国・リヴァプール)◇G3◇7歳上◇芝6870メートル◇出走40頭

 単勝51倍で24番人気タイだった伏兵ノーブルイェーツ(セン7、E・マリンズ、父イェーツ)が初制覇を果たした。勝ちタイムは9分3秒06。2馬身4分の1差2着が1番人気のエニーセカンドナウ。2着から20馬身差の3着にデルタワークが入った。

 ノーブルイェーツの鞍上はアマチュアのサム・ウェイリー・コーエン騎手(40)。これまでにもキングジョージ6世チェイスやチェルトナムゴールドカップなどのビッグレースを制していたアマチュアの名手。この英グランドナショナルでの騎手引退を決めていたが、ラストライドで見事に大仕事をやってのけた。

 40頭が出走し、今年の完走は15頭。昨年、女性騎手初の英グランドナショナル制覇を果たしたレイチェル・ブラックモアとミネラタイムス(セン9、H・デブロムヘッド、父オスカー)は完走できなかった。

出典:日刊スポーツ