米G2オークローンH、伏兵ラストサムライが人気馬たちを一刀両断
2022年04月24日 13:57
米オークローンパーク競馬場で現地23日に7頭により争われたG2オークローンハンデキャップ(4歳以上、ダート9ハロン)は、6番人気のラストサムライが序盤の先頭から2、3番手に控えて内ラチ沿いをキープし、並走状態の人気馬2頭を直線で4馬身突き放す番狂わせを演じた。
勝ち馬と並ぶように外3頭分の位置を追走した1番人気のフィアレスが、2頭の間で逃げる格好の2番人気プレーンズマンをクビ差抑えて2年連続の2着を確保した。
ラストサムライはD.スチュワート調教師が管理するマリブムーン産駒の4歳牡馬で今回が重賞初制覇。昨年9月に3度目の重賞挑戦となったG3グリーンウッドカップで2着があるものの、今年2月のG3レイザーバックハンデキャップでは1着のプレーンズマンより2ポンド(約1kg)軽いハンデで約5馬身差の7着に敗れていた。今回は4ポンド(約2kg)差で大きく逆転している。