サウジで完敗のプリンセスゾーイ、英G3サガロSで名誉挽回

2022年04月28日 11:54

 現地27日、英アスコット競馬場にてG3サガロステークス(芝16ハロン)が行われ、プリンセスゾーイが接戦を制した。

 直線で5頭が横一線となる競り合いで、プリンセスゾーイは勝負根性を発揮してわずかに先頭へ。なおも追いすがる後続を振り切ってゴールへ飛び込んだ。

 アタマ差の2着はクイックソーン。1番人気に推されていた昨年の愛ダービー3着馬ワーズワースは4着だった。

 A.マリンズ厩舎のプリンセスゾーイはジュークボックスジュリー産駒の7歳牝馬。2020年秋に仏G1カドラン賞を制し、昨年6月にはG1英ゴールドカップでも2着と長距離戦線で活躍してきたが、今年2月のサウジアラビアG3レッドシーターフハンデキャップでは日本調教馬ステイフーリッシュの10着と大敗していた。