昨年の米2歳王者コーニッシュが転厩、当面の目標にハスケルSとトラヴァーズS

2022年05月04日 11:58

 昨年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬に輝くも実戦から遠ざかっているコーニッシュが、T.プレッチャー厩舎に移籍して再始動することになった。現地2日に米競馬メディア『bloodhorse.com』がオーナーサイドの声明文を引用する形で報じている。

 声明文によると、コーニッシュは放牧先のウィンスターファームで復帰の準備に入っており、すでに速い追い切りも数本消化。しかし、コーニッシュを管理していたB.バファート調教師が7月第1週までライセンス停止処分を受けているため、これから本格的な調教を再開するにあたり、調教師を変更する必要に迫られたとしている。

 新たな受け入れ先となったプレッチャー師は、コーニッシュの今後について具体的な目標は定めていないとコメント。しかし、オーナーサイドの声明文にはコーニッシュを調教の進ちょく次第で6月に復帰させ、その後にハスケルステークスとトラヴァーズステークスに向かわせたい意向が記されている。