​マングスティーヌが仏1000ギニー競り勝ち、吉田照哉氏のフーノウズは13着

2022年05月16日 12:25

 現地15日、パリロンシャン競馬場にてG1仏1000ギニー(3歳牝馬、芝1600m)が行われ、G.モッセ騎乗のマングスティーヌが接戦を制した。

 馬群の外側、5番手付近からレースを進めたマングスティーヌは直線に入ると満を持してスパート。逃げ込みを図る2番人気のカシェイとゴール前で叩き合いになり、これをアタマ差で制した。

 3着にはさらに短アタマ差でタイムズスクエアが続き、1番人気に推されていたロサシアは4着まで。吉田照哉氏所有のフーノウズは2番手からカシェイに並びかけるシーンもあったが、最後は力尽きて13着に沈んだ。

 M.デルザングル厩舎のマングスティーヌはダークエンジェル産駒。2歳時はF.ロッシ厩舎でデビュー3連勝した後に転厩し、今年初戦だった4月の仏G3グロット賞ではロサシアの3着と初黒星を喫していたが、クラシック本番で雪辱を果たした。なお同馬の共同馬主には、元NBAプレーヤーのトニー・パーカー氏が含まれている。