米三冠最終戦の前哨戦、ピーターパンSはウィーザピープルが圧勝
2022年05月16日 13:10
現地14日、米ベルモントパーク競馬場にてクラシック最終戦のG1ベルモントステークスの前哨戦にあたるG3ピーターパンステークス(3歳、ダート9ハロン)が行われ、ウィーザピープルが圧勝した。
ハナを奪ったウィーザピープルは楽な手応えのまま最終コーナーを回って直線へ。F.プラ騎手が直線で追い出すと後続は全くついていけず、最後は2着のゴールデングライダーに10馬身1/4差の楽勝だった。
R.ブリセット厩舎のウィーザピープルはコンスティテューション産駒。デビュー2連勝で臨んだ4月のG1アーカンソーダービーで7着と完敗してクラシック初戦のG1ケンタッキーダービー挑戦を断念していたが、仕切り直したここで圧巻の重賞初制覇を果たした。
ピーターパンSは2002年に勝った日本生まれのフォーティナイナー産駒サンデーブレイクがベルモントSでも3着に善戦。2008年には日本調教馬のカジノドライヴが勝利している(ベルモントSは出走取消)。ベルモントSも連勝したのは2014年のトーナリストが最後。