アパッチチェイスが逃げ切り、豪G1キングスフォードスミスCで丸1年ぶりの重賞制覇

2022年05月29日 08:15

 豪G1キングスフォードスミスカップ(3歳以上、芝1300m)がイーグルファーム競馬場で現地28日に16頭により争われ、アパッチチェイス(5番人気タイ)が発馬良くハナに立つと、2番手から食い下がる2番人気パウレレを0.2馬身振り切って混戦を断った。

 2着から4着までは0.1馬身差で続き、3着に9番人気のイレブンイレブン、4着に10番人気ロスファイアで決着。1番人気のエントリビュアーはゲートの出が遅く勝ち馬から3.25馬身差の11着に沈んだ。

 アパッチチェイスはベターザンレディ産駒の4歳セン馬で昨年5月29日のG3フレッドベストクラシックからちょうど1年ぶり3度目の重賞勝ちでG1初制覇。次戦のG1ストラドブロークハンデキャップで13着に敗れて休養入りし、9月に始動した今季は条件戦を中心に7戦して今回は久々の重賞挑戦だった。