カナダの日本人騎手・木村和士、ドミニオンデーSで重賞10勝目 今年もリーディングを独走中

2022年07月02日 11:33

<ドミニオンデーS>◇1日=ウッドバイン(カナダ)◇G3◇AW1800メートル◇4歳上◇出走7頭

 木村和士騎手(22)がフロステッドオーバー(牡4、M・キャシー、父フロステッド)で制した。勝ちタイムは1分49秒46。

 2年連続でカナダ年度代表馬に輝いたマイティーハートが逃げ、フロステッドオーバーはその2番手を楽な手応えで追走。直線入り口で先頭に立つと、2着アーティーズストームに4馬身4分の3差をつけ、悠々とゴールした。

 マイティーハートは3着に敗れ、今シーズンは3戦未勝利となっている。

 木村騎手は今年の重賞3勝目。20年のロイヤルノースS(レディーグレース)で重賞初制覇を果たし、今回の勝利が通算の重賞10勝目となった。

 昨シーズンは日本人で初めてカナダのリーディングジョッキーに輝き、ソヴリン賞(カナダ)最優秀騎手賞を獲得。今シーズンもここまで54勝を挙げ、2位で34勝のラファエル・ヘルナンデス騎手に20勝差でリーディング首位を独走中だ。

 2日(土曜)のウッドバイン競馬場は重賞競走が4鞍組まれており、いずれのレースも有力馬に騎乗を予定している。

出典:日刊スポーツ