ユビアーが英G2制して惜敗続きに終止符、次走は米G1ソードダンサーSか

2022年07月08日 11:56

 現地7日、英ニューマーケット競馬場にてG2プリンセスオブウェールズクロースブラザーズステークス(芝12ハロン)が行われ、1番人気タイに推されていた昨年の米G1ブリーダーズカップターフ勝ち馬ユビアーが快勝した。

 今年は3月末のG1ドバイシーマクラシックでシャフリヤールの2着に敗れるなど、前走の米G1マンノウォーステークス3着も含めて3戦未勝利のユビアー。この日は6頭立ての最後方追走から残り3ハロン過ぎでスパートして一気に突き抜けた。

 2馬身1/4差の2着は最低人気のリヴィングレジェンド。もう1頭の1番人気タイだったモスターダフは伸びを欠いて最下位に沈んだ。

 C.アップルビー調教師は「次はサラトガでの(米G1)ソードダンサーステークスに行きたいね。全てはBCに向けてだが、今年はキーンランド開催なのでソフトな馬場になる可能性がある」「そうなったら考えなければならないかもしれないが、いずれにせよ彼が調子を上げてきたのは素晴らしいことだ」と語っていた。