【ジュライC】日本のキングエルメス11着 矢作師「スピード負けてないがもう少しパワー必要」

2022年07月11日 10:35

<ジュライC>◇9日=英ニューマーケット◇G1◇芝直線1200メートル◇3歳上◇出走13頭

 日本調教馬として00年アグネスワールド以来の勝利を狙ったキングエルメス(牡3、矢作)は11着に終わった。スタートでやや出遅れ、4番手近くまで押し上げたが、最後は苦しくなった。坂井騎手は「残り400メートルで手応えが厳しくなりましたが、その後も頑張ってくれました」と健闘をたたえた。矢作師は「スピード面では負けていませんでしたが、もう少しパワーが必要なのかもしれません」と振り返った。

 勝ったのは英国のアルコールフリー(牝4、A・ボールディング)。1分9秒47で差し切り、G14勝目を飾った。逃げた英国のネイヴァルクラウン(牡4)が2着。オーストラリアのアルトーリアス(牡4)が3着。

出典:日刊スポーツ