​サウジC覇者エンブレムロード、欧州移籍初戦は仏G3で5着

2022年07月21日 12:18

 現地20日、仏ヴィシー競馬場にてG3ヴィシー大賞(芝2000m)が行われ、今年2月のG1サウジカップ(ダート2000m)を制したエンブレムロードが欧州移籍初戦を迎えたが、6頭立ての5着に敗れた。

 クオリティロード産駒の4歳馬エンブレムロードは、サウジカップでカントリーグラマーやミッドナイトバーボンら米国勢、日本から参戦したマルシュロレーヌやテーオーケインズらを下して優勝。その後、サウジアラビアからフランスのA&G.ボッティ厩舎へ転厩していた。

 しかし初の芝レースだったこの日は勝負どころで伸びを欠き、後方のまま見せ場なく勝ち馬から4馬身3/4差のブービーに終わった。

 レースを3馬身差で快勝したのはG.モッセ騎乗のリオコルボ。C.ラフォンパリアス厩舎が管理するパストリアス産駒の6歳馬で、重賞は初挑戦での初制覇となった。