3歳牝馬の仏G3プシシェ賞、アイルランドから遠征したトレヴォーナンスが接戦制す

2022年08月03日 11:47

 仏ドーヴィル競馬場で現地2日に行われたG3プシシェ賞(3歳牝馬、芝2000m)は、6番人気のトレヴォーナンスが2番手追走から残り100mで抜け出し、3、4番手の内ラチ沿いキープから追撃する2番人気マルキーズドセヴィニエを短クビ差振り切った。

 英オークス前哨戦のG3ミュージドラステークス2着馬で1番人気のライフオブドリームズは、マルキーズドセヴィニエと道中並走も伸び切れずさらに3/4馬身差の3着に敗れた。

 トレヴォーナンスはJ.ハリントン調教師が管理するアイルランドからの遠征馬で今回が重賞初制覇。ここまで重賞には2度挑戦し、2歳時のG3ウェルドパークステークス(4着)、前走のG3メルドステークス(5着)で完敗していた。これで通算成績を6戦3勝としている。