オブライエン厩舎のジアンタークティック、仏2歳G3カブール賞で重賞初制覇

2022年08月03日 11:52

 仏ドーヴィル競馬場で現地2日にG3カブール賞(2歳、芝1200m)が10頭により争われ、1番人気のジアンタークティックが先行勢を前に見ながら馬群の中を追走すると、残り200mで開いたスペースから鮮やかに抜け出して完勝した。

 1馬身差の2着に6番人気のマンハッタンジャングルが先行策から粘り込み、さらに3/4馬身差の3着には勝ち馬の背後から馬群を捌いて7番人気のケリンディアが続いた。

 A.オブライエン調教師が管理するダークエンジェル産駒のジアンタークティックは今回が重賞初制覇。4月21日のデビュー戦から2連勝するもロイヤルアスコット開催のG2ノーフォークステークス(7着)で初黒星を喫し、前走のG2ロベールパパン賞でも僚馬のブラックベアードの2着と3連敗していた。

 オブライエン師は『Sky Sports Racing』の取材に対し、ジアンタークティックの次戦を仏G1モルニー賞とコメントしている。