モーリスドゲスト賞制したハイフィールドプリンセス、最終目標は米BC開催
2022年08月09日 11:54
日本からキングエルメスも参戦した仏G1モーリスドゲスト賞(芝1300m)を制した5歳牝馬ハイフィールドプリンセスが、今年の最終目標を米ブリーダーズカップ開催に置いていることが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。
ハイフィールドプリンセスはJ.クイン厩舎が管理するナイトオブサンダー産駒の5歳馬。5月に英G2デュークオブヨークステークスで重賞初制覇、モーリスドゲスト賞でG1初制覇を果たした。
同メディアによると、クイン調教師は「彼女はナンソープステークスとヘイドック(スプリントカップ)に登録しているが、最終目標はBCだ」と明言。「(BCには)芝5.5ハロンのスプリント(BCターフスプリント)、牝馬限定のダート7ハロン(BCフィリー&メアスプリント)のG1があり、それらはとても魅力的なレースだ」と語ったという。
さらに同師は「(今月19日の)ナンソープS出走の可能性は低い。カラでの(9月11日の愛G1)フライングファイブステークスなら(BCターフスプリントの)優先出走権を得られるし、日程的にも完璧だ」「ヘイドックとチャンピオンズデーのアスコットも考慮しなければいけないが、私としてはフライングファイブS、(10月2日の)アベイドロンシャン賞、BCの3レースで考えている」と具体的な予定を口にしている。