愛ダービー馬ウエストオーバーは英セントレジャーに向かわず凱旋門賞参戦へ

2022年08月18日 15:20

 愛ダービー馬ウエストオーバー(牡3、R・ベケット、父フランケル)が凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン)へ参戦することがわかった。17日、レーシングポスト電子版が伝えている。

 同馬は直線で前が詰まる不運のあった英ダービーは3着に敗れたが、続く愛ダービーを7馬身差で圧勝し、今年の英愛3歳世代のトップホースの1頭。先月行われた古馬相手のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSは1番人気だったが、序盤から折り合いを欠き、勝ったパイルドライヴァーから18馬身差の5着に敗れていた(6頭立て)。秋はクラシック最終戦、英セントレジャー(G1、芝2900メートル、9月10日=ドンカスター)に向かうと見られていたが、所有するジャドモントファームの関係者が凱旋門賞への参戦を明言した。

出典:日刊スポーツ