現地28日、仏ドーヴィル競馬場にてG2ドーヴィル大賞（芝2500m）が行われ、日本から参戦したステイフーリッシュは2着に敗れた。

　スタートからC.デムーロ騎手が推してハナを奪った2番人気のステイフーリッシュ。その直後で1番人気のボタニクがマークする展開のままレースは進み、ステイフーリッシュが2馬身ほどのリードを保ったまま最後の直線へ。

　何とか粘り込みたいステイフーリッシュだったが、M.バルザローナ騎手が追うボタニクに迫られると抵抗できずにかわされてしまう。最後は1馬身1/4差で敗れたが、それでも3着のフェヌロンには4馬身半差で2着をキープした。

　勝ち馬のボタニクはA.ファーブル厩舎に所属するゴールデンホーン産駒の4歳せん馬。2歳時に仏G1クリテリウムドサンクルー2着があるが去勢したためクラシックは不出走。前走の仏G3ルー賞が重賞初勝利で、これで重賞2連勝となった。