欧州初戦は最下位だったベリーエレガント、凱旋門賞の前哨戦で巻き返しへ

2022年09月01日 12:07

 欧州移籍初戦で完敗したベリーエレガントが、大目標である10月の仏G1凱旋門賞へ向けてその前哨戦に出走する意向であることが分かった。

 オーストラリアでG1レースを11勝したベリーエレガントは今年5月にフランスへ移籍。しかし8月21日の仏G1ジャンロマネ賞ではまさかの最下位(7着)に終わった。

 次走は9月11日にパリロンシャン競馬場で行われるG1ヴェルメイユ賞かG2フォワ賞のどちらかになる模様。同馬を管理するF.グラファール調教師は「彼女はレースから遠ざかっていた」と前走の敗因を休み明けに求め、「来週末にロンシャンでヴェルメイユ賞かフォワ賞に出る。2ハロンの距離延長とよりソフトな馬場もプラスに働くだろう」と叩き2戦目での本領発揮に期待していた。