シリウェイは愛チャンピオンSに向かわず、仏G3から凱旋門賞や英チャンピオンSへ

2022年09月02日 11:51

 昨秋にG1英チャンピオンステークスを制したシリウェイが、秋の始動戦を現地10日のG1アイリッシュチャンピオンステークスではなく、4日の仏G3ラクープドメゾンラフィット(芝2000m)にすることが分かった。

 F.グラファール厩舎の4歳馬シリウェイは、昨年10月に仏G1凱旋門賞5着から英チャンピオンSで通算2度目のG1制覇。ただし今年は2月にダートのG1サウジカップで13着と大敗すると、春の仏G1戦線でもガネー賞3着、イスパーン賞5着と勝ちきれなかった。

 グラファール調教師は「状態はとてもいい。凱旋門賞とアスコット(英チャンピオンS)という秋のキャンペーンへ向けていいスタートとなりそうだ」とラクープドメゾンラフィットへ向けて意気込んでいる。