豪年度代表馬はネイチャーストリップ、モーリス産駒ヒトツは無冠に終わる

2022年09月04日 11:42

 2021/22シーズンの豪年度表彰が現地3日に発表され、英ロイヤルアスコット遠征を成功させるなどG1レース3勝のネイチャーストリップが2年ぶり2度目の年度代表馬に選出された。

 昨季のネイチャーストリップは11月のスプリントクラシックでシーズン最初のG1制覇を飾り、年が明けて4月にはTJスミスステークスの3連覇を達成。続いて英ロイヤルアスコット開催に遠征し、キングズスタンドステークスを4馬身1/2差の圧勝で締めくくった。また、スプリントクラシックの前には芝レースで世界最高賞金のジ・エベレストに三度目の正直で優勝。シーズン初戦のG3コンコルドステークスと合わせて8戦5勝の成績を残した。

 なお、ネイチャーストリップは最優秀短距離馬も受賞したほか、その他の主要部門では最優秀3歳牡・セン馬にコーフィールドギニーとローズヒルギニーでG1レース2勝、コックスプレートでも僅差2着のアナモーが選出。オーストラリアンダービーなどG1レース3勝のモーリス産駒ヒトツはアナモーに5ポイント及ばず次点となった。

各部門の受賞馬は下記の通り

年度代表馬:ネイチャーストリップ

最優秀短距離馬:ネイチャーストリップ

最優秀中距離馬:ザーキ

最優秀長距離馬:ベリーエレガント

最優秀3歳牡・セン馬:アナモー

最優秀3歳牝馬:ジプシーゴッデス

最優秀2歳馬:ファイアバーン

最優秀種牡馬:アイアムインヴィンシブル

 上記に加えて同日にはヴィクトリア地区における年度代表馬も発表され、コーフィールドカップなど地区内でG1レース3勝のインセンティヴァイズが選ばれている。