仏G2フォワ賞のマイラプソディは最下位、せん馬のイレジンが制す
2022年09月12日 13:45
現地11日、仏パリロンシャン競馬場にてG1凱旋門賞の前哨戦に当たるG2フォワ賞(芝2400m)が行われ、日本から参戦したマイラプソディは6頭立ての最下位に敗れた。
レースは豪州からの移籍2戦目となるベリーエレガントが逃げ、大外枠から出たマイラプソディは4番手に。隊列変わらず全馬一団のまま直線に入ると、マイラプソディは残り300メートル付近で手応えが怪しくなり後退してしまう。
先頭争いは逃げ粘るベリーエレガントにバブルギフトが並びかけたが、最後方から追い込んできた女性ジョッキーのM.ヴェロン騎乗のイレジンが残り50メートル付近でまとめて差し切った。1馬身1/4差の2着はバブルギフト、さらにアタマ差の3着にベリーエレガントが粘り込んだ。
J.ゴーヴァン厩舎のイレジンはマンデュロ産駒の5歳せん馬。昨年のフォワ賞で3着に入っており、今年はリステッドなどを2連勝後に8月の仏G3ルー賞で3着。今回が重賞2勝目となった。ただし、せん馬のため凱旋門賞には出走できない。