米2歳G1デルマーデビュタントS、アンドテルミーノーライズが差し切り勝ち

2022年09月13日 11:37

 現地10日、米デルマー競馬場にてG1デルマーデビュタントステークス(2歳牝馬、ダート7ハロン)が行われ、伏兵アンドテルミーノーライズが見事な末脚を披露した。

 レースはスタートがひと息だった1番人気ホームクッキングが早めに先頭に立ち、アンドテルミーノーライズは5番手から第3コーナーでまくりに出る。直線では手ごたえ十分に見えたホームクッキングだが、長く脚を使ったアンドテルミーノーライズがアタマ差で差し切った。

 アンドテルミーノーライズはブリーダーズカップクラシックやドバイワールドカップなどを制したアロゲートの産駒。2戦目の前走で勝ち上がり、重賞初挑戦でのG1制覇となった。

 なおアロゲートは同馬のほかに今年のケンタッキーオークス馬シークレットオースを出しているが、2020年に急死している。