NZシーズン最初のG1タージノT、ダークデストロイヤーが大外から差し切り

2022年09月14日 11:39

 現地10日、ニュージーランドのヘイスティングス競馬場でシーズン最初のG1タージノトロフィー(芝1400m)が9頭により争われ、道中7番手追走の3番人気ダークデストロイヤーが最終コーナーで馬群の外から押し上げると、直線の追いくらべから1馬身抜け出した。

 逃げ馬の背後で3、4番手追走の6番人気スプリングタイドが、その後ろから内を突いた2番人気ラクリックを0.8馬身振り切って2年連続の2着。1番人気のインペラトリスはさらに0.8馬身差の4着に終わった。

 ダークデストロイヤーはプロワジール(その父ショワジール)産駒の4歳セン馬。元旦のG2オークランドギニー制覇後に豪州遠征し、5月のG3ラフハビットプレート勝ちをはじめG2クイーンズランドギニー2着、G1クイーンズランドダービー4着など善戦した。今回はクイーンズランドダービー以来の4歳初戦でG1初制覇を飾り、通算4度目の重賞勝ちとした。