英G3レガシーカップ、3歳牝馬のステイアラートが制す
2022年09月20日 12:15
現地17日、英ニューベリー競馬場でG3レガシーカップ(芝11ハロン)が行われ、3歳牝馬のステイアラートが接戦を制した。
9頭立てのレースで後方2番手から進めたステイアラートは、内ラチ沿いから徐々にポジションを上げていき、残り1ハロン付近でスパート。前が狭くなって苦しくなるシーンもあったが、D.イーガン騎手が巧みに外へ持ち出すとゴール前で一気に差し切った。
クビ差の2着はファンシーマン。さらにクビ差で2番人気のドバイフューチャーが続いた。
H.モリソン厩舎のステイアラートはファストネットロック産駒。これまで重賞実績は7月の英G2ランカシャーオークス5着のみだったが、それ以来のレースで重賞初勝利を手にした。モリソン調教師は「アスコットでのチャンピオンズデーで牝馬限定G1の12ハロンに出すつもり」と、10月15日のG1英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークスを次走候補に挙げている。