アダイヤーは凱旋門賞を回避、バーイードが待つ英チャンピオンSへ

2022年09月28日 11:57

 凱旋門賞(10月2日、パリロンシャン競馬場)の第2回登録取消が現地27日に締め切られ、前日の第1回から3頭が取り消して出走意思を残す馬は24頭まで絞られた。

 回避したのは昨年の4着馬アダイヤーと昨年の愛2000ギニー馬マックスウィニー、今年の愛G1プリティポリーステークスで3着のサンダーキスで、このうちアダイヤーは英チャンピオンステークスに回ることが発表された。

 アダイヤーを所有するゴドルフィンは公式ツイッターに「昨日話し合い、アダイヤーは凱旋門賞を回避し、より馬場状態が適することになりそうな英チャンピオンSへ向かうことが決定した」と理由を明らかにしている。

 これにより、大手ブックメーカーの『コーラル』は英チャンピオンSにおけるアダイヤーの前売りオッズを6倍から4.5倍へ、凱旋門賞におけるルクセンブルクのオッズを5倍から4.33倍にそれぞれカットした。また、英チャンピオンSのバーイードは前売り1.25倍に設定されている。