凱旋門賞を目指すベリーエレガント、まさかの除外対象で危機的状況

2022年09月28日 12:00

 凱旋門賞は現地27日に第2回登録取消が締め切られ、フルゲート20頭に対して24頭が出走意志を示している。28日の追加登録を経た上で最終的な出走可能馬が確定するが、ベリーエレガントは12万ユーロ(約1662万円)を投じて追加登録が必要にもかかわらず除外対象となる。

 ベリーエレガントは豪州でレーティング120の実績を築いていたものの、フランスに移籍後のジャンロマネ賞とフォワ賞の2戦が振るわず、現地のハンデキャッパーによってレーティング113までダウングレードされた。その結果、追加登録しても出走順位が22位止まりで除外される運命にある。

 こうした事態にベリーエレガントを共同所有するB.ソコルスキー氏は「寝耳に水」と驚きを露わに。「このようなことが起こるとは。我々はフランスギャロの関係者に通じていないし、フランシス(グラファール調教師)に任せていた」「我々は何が起きようとも彼らが彼女の参戦方法を見つけてくれるという前提で進んでいく」とあきらめない構え。

「オーナーたちの家族や友人が彼女のレースを見るために大挙して北半球にやってくる。我々はパリでホリデーを過ごそうとしているのではないから、彼女が出走できないなら大きな失望を生む」と語気を強めている。

 ソコルスキー氏はグラファール師の協力がなければ挑戦はあり得ず、ベリーエレガントが異なる環境で調教メニュー、レース形態に慣れるため時間が必要だったと認めた上で、現在はグラファール師も手の内に入れているとしている。

「フランスでの2戦は彼女のベストに遠かったものの、私は彼女が軌道に乗っていると実感しているし、初戦から2戦目と右肩上がりに良化しているのも確認した。このまま良化すれば、彼女は勝ち負けになるだろう」と懸命に訴えている。