仏3歳G2ショードネイ賞、ムーア騎乗のアルカリームが叩き合い制して重賞初制覇
2022年10月02日 08:05
現地1日、仏パリロンシャン競馬場でG2ショードネイ賞(3歳、芝3000m)が7頭により争われ、R.ムーア騎乗の3番人気アルカリームが2番手キープで直線を迎えると、後方から徐々に進出してきた4番人気ソバーとの叩き合いをハナ差で制した。
最後方でフォルスストレートに入った2番人気のデュークデセッサがさらに1/2馬身差の3着に追い込み、1番人気のラメハナは後方のまま勝ち馬から3馬身余りの5着に敗れた。
アルカリームは英国のK.バーク調教師が管理するオータード産駒で重賞初制覇。昨年暮れの初勝利を最後に去勢され、3歳の今年は7月のG3バーレーントロフィーでドーヴィルレジェンドのアタマ差2着に惜敗するなど、今回が4度目の重賞挑戦だった。
アルカリームの今後について、馬主のN.ブラッドリー氏は年明けのサウジやドバイゴールドカップへの遠征を示唆している。