​ブルーローズセン、仏2歳G1マルセルブーサック賞を圧勝

2022年10月03日 11:55

 現地2日、仏パリロンシャン競馬場でG1マルセルブーサック賞(2歳牝馬、芝1600m)が行われ、A.ルメートル騎乗のブルーローズセンが5馬身差で圧勝した。

 内の3番手という絶好位を確保したブルーローズセンは、直線で内ラチ沿いに進路を取って残り300メートルで早くも先頭に。そこからは後続を一方的に突き放す展開で快勝した。

 接戦となった2着争いは12頭立ての最低人気だったガンテオラインが制している。

 C.ヘッド厩舎のブルーローズセンはチャーチル産駒。デビュー5戦目だった前走の仏G3オマール賞からの重賞2連勝でG1初制覇を飾った。ヘッド調教師は今後について、「(今回の勝利で)ブリーダーズカップ(ジュベナイルフィリーズターフ)の優先出走権を得たし、フランスにもいくつかの選択肢がある」「彼女は10ハロン向きだと思うけれど、プランを決める前にオーナーと相談したい」と明言は避けていた。