ホットロッドチャーリーがリッチストライクと大激戦、米G2ルーカスクラシックを制す
2022年10月03日 14:35
現地1日、米チャーチルダウンズ競馬場で11月のG1ブリーダーズカップクラシックの前哨戦に当たるG2ルーカスクラシック(ダート9ハロン)が行われ、1番人気のホットロッドチャーリーが今年のケンタッキーダービー馬リッチストライクを下した。
レースはアートコレクターが逃げ、ホットロッドチャーリーは2番手を確保。これにハッピーセーバーが続き、リッチストライクは6頭立ての4番手に控える。
直線に入るとホットロッドチャーリーが早めに先頭に立ち、追い上げてきたリッチストライクと馬体を並べての叩き合いに。いったんはリッチストライクが前に出て差し切り勝ちかと思われたが、ゴール寸前でホットロッドチャーリーが差し返してアタマ差の勝利を収めた。
D.オニール厩舎のホットロッドチャーリーはオックスボウ産駒の4歳馬。昨年はケンタッキーダービー3着(メディーナスピリットの失格により2位へ繰り上がり)などクラシックで善戦し、9月にペンシルベニアダービーでG1初制覇。今年は3月のG1ドバイワールドカップ2着などG1では勝ち切れていなかったが、G2のここでは強豪相手ながら見事な勝利を収めた。