米G1オーサムアゲインS、ディファンデッドが同厩のカントリーグラマー撃破

2022年10月04日 11:54

 現地1日、米サンタアニタパーク競馬場でG1オーサムアゲインステークス(ダート9ハロン)が行われ、E.マルドナード騎乗のディファンデッドがG1ドバイワールドカップ覇者カントリーグラマーを撃破した。

 レースはディファンデッドがハナを切ってペースを握り、カントリーグラマーは4番手から。第3コーナーでカントリーグラマーがまくりに出たがディファンデッドは直線に入ってもリードをキープし、危なげなく逃げ切った。

 カントリーグラマーは2番手で粘っていたスローダウンアンディをかわし、勝ち馬から1馬身3/4差の2着に上がるのが精いっぱいだった。

 ディファンデッドはカントリーグラマーと同じB.バファート厩舎が管理するダイアルドイン産駒の4歳馬。今年5月のG1ハリウッドゴールドカップ2着などの実績はあるが、重賞勝利は今回が初めてだった。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、同レース8勝目となったバファート調教師はディファンデッドのG1ブリーダーズカップクラシック参戦については「まだ分からない」と明言せず。なお同師が管理した勝ち馬7頭からBCクラシックを連勝した馬は出ていないが、メディーナスピリット(2021年)、インプロバブル(2020年)、ゲームオンデュード(2011年)、シルバーチャーム(1998年)の4頭はBCクラシックで2着と好走している。