豪州の名牝ウィンクス、ピエロ産駒の牝馬を出産

2022年10月10日 10:46

 G1コックスプレート4連覇を達成した豪州史上屈指の名牝ウィンクスが現地8日、ピエロ産駒の牝馬を出産した。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

 ストリートクライ産駒のウィンクスは現役時代に33連勝、G1を通算25勝などの大活躍。引退後の2020年にアイアムインヴィンシブル産駒を受胎するも死産となり、翌年は回復のため交配を見送っていた。

 ピエロはザビールからオクタゴナル、ロンロと繋がる豪州血統。現役時代は短距離からマイルを中心に走り、ジョージライダーステークスなどG1を5勝した。種牡馬としてはオーストラリアンダービー馬レヴェンディやマッキノンステークス勝ちのアルカディアクイーン、ランドウィックギニー馬シャドーヒーローなどのG1馬を出している。