サクソンウォリアー産駒ルミエールロック、愛2歳G3スタッフォーズタウンスタッドSで初白星

2022年10月12日 12:27

 現地8日、愛カラ競馬場でG3スタッフォーズタウンスタッドステークス(2歳牝馬、芝8ハロン)が行われ、ハナを切った6番人気のルミエールロックが残り2ハロンまでマイペースをキープすると、後続を1馬身1/2差と突き放して逃げ切った。

 豪州で活躍したクロシオ産駒のゴゼン(3番人気)が後方2番手から大外を追い込んで2着、2番手追走の最低7番人気スピアリングベアグがさらに1馬身差の3着に続き、1番人気のビーハッピーは中団のまま5着に終わった。

 ルミエールロックはJ.オブライエン調教師が管理するサクソンウォリアー産駒で、今回が重賞初制覇にしてデビュー4戦目での初勝利。8月21日の初陣で4着後に2戦目、3戦目とも半馬身差で2着に惜敗していた。また、同馬を勝利に導いたM.シーヒー騎手にとってもうれしい重賞初制覇となった。

 なお、ルミエールロックの母はF.ヘッド調教師の下で1戦未勝利だったが、その下には2歳G3シェーヌ賞勝ちのアキヒロ(香港に移籍してスティミュレーションに改名)、G3ベルドニュイ賞勝ちのバルタバと2頭のディープインパクト産駒がいる。母ともどもヴェルテメール兄弟の所有馬だった。