欧州でG1馬輩出のカラヴァッジオ、2023年から日本で供用へ
2022年10月15日 12:00
日本軽種馬協会が、2021年の欧州ファーストクロップリーディングサイアーに輝いたカラヴァッジオ(8歳)を導入することが分かった。JRAが14日に伝えている。
カラヴァッジオは父が米三冠馬ジャスティファイや、日本でG1高松宮記念を制したミスターメロディなどを出したスキャットダディ、母父はホーリーブルという米国系血統。ただし現役時代はアイルランドのA.オブライエン厩舎からデビューして欧州で走り、2016年の愛2歳G1フェニックスステークス、翌年の英G1コモンウェルスカップとG1を2勝するなど短距離路線で活躍した。
通算10戦7勝(重賞5勝)で引退後はアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入り。初年度産駒から今年の仏ジャンプラ賞などG1を2勝のテネブリズムやG2独2000ギニーを制したマルジュームなどを出した。2021年からはアメリカのアシュフォードスタッドに移動しており、2023年からは日本軽種馬協会静内種馬場で供用となる予定。