アイスバスが豪G1エンパイアローズSで待望の重賞制覇、ウィリアムズ騎手はG1レース70勝目

2022年10月30日 11:28

 豪フレミントン競馬場で現地29日に行われた牝馬G1エンパイアローズステークス(3歳以上、芝1600m)は、3番人気のアイスバスが後方集団で内ラチ沿いをキープすると、迎えた直線も大きく開いたラチ沿いから難なく抜け出して快勝した。

 好位勢の後ろで3頭並走のうち外につけたミラービジョンが0.4馬身差の2着、内から伸びたエクセリダ(ともに12番人気タイ)がさらに0.75馬身差の3着。1番人気のラクリックは3番手追走も4着に敗れた。

 セイクリッドフォールズ(その父オライリー)産駒の6歳馬アイスバスは、24回目の挑戦で待望の重賞初制覇。1着も昨年10月23日の条件戦以来となる1年ぶりだが、次走のカンタラステークスと今年9月のジョージメインステークスで2着など、G1レースでは2着3回、3着2回とキャリアを通じてハイレベルな実績を築いてきた。

 なお、鞍上のC.ウィリアムズ騎手は通算70度目のG1制覇としている。