現地29日、米サンタアニタパーク競馬場でG2トワイライトダービー（3歳、芝9ハロン）が行われ、J.ブラーヴォ騎乗のカボスピリットが勝利した。

　序盤に縦長となった隊列で、カボスピリットは後方3番手に待機。向正面で隊列が詰まるとカボスピリットもポジションを上げ、直線では先行勢の外に持ち出してスパート。粘るスピーキングスカウトを差し切って半馬身差の勝利を収めた。

　G.パパプロドロモー厩舎のカボスピリットはパイオニアオブザナイル産駒のセン馬。当初から芝とダートを併用されて今年2月のG3ロバートB.ルイスステークス（ダート8.5ハロン）2着などがあり、8月のG3ラホヤハンデキャップ（芝8.5ハロン）で重賞初制覇。前走のG2デルマーダービーは5着だったが、今回は巻き返して重賞2勝目をマークした。