​エリートパワーが5連勝でBCスプリント制覇、ジャッキーズウォリアーは3着

2022年11月07日 11:55

 現地5日、米キーンランド競馬場でG1ブリーダーズカップスプリント(ダート6ハロン)が行われ、I.オルティスJr.騎乗のエリートパワーが見事に差し切った。

 レースは圧倒的な1番人気に推されていたジャッキーズウォリアーが2番手の好位につけ、エリートパワーは中段に控える展開。直線では内を突いた8歳の古豪シーズィーロケットがジャッキーズウォリアーと並ぶように先頭に立ったが、それを外からエリートパワーがまとめてかわしてゴールに飛び込んだ。

 1馬身1/4差の2着はシーズィーロケットで、ジャッキーズウォリアーはさらに半馬身差の3着まで。昨年の勝ち馬アロハウエストは最下位(11着)に終わった。

 W.モット厩舎のエリートパワーはカーリン産駒の4歳馬。初勝利は通算4戦目の今年6月と遅かったが、そこから4連勝で前走のG2ヴォスバーグステークスを制し、さらにG1初挑戦のここでも実績馬を打ち負かした。