米国の最高齢サラブレッドとして知られたデッドソリッドパーフェクトが39歳188日で死亡したことが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

　ラッシュの愛称で知られる同馬は、1983年5月4日生まれ。85年から88年まで現役生活を送って16戦1勝と目立たない成績だったが、引退後は無事是名馬で25歳から28歳とされる平均寿命を遥かに超える長寿だった。

　同サイトによると初秋に足の腫瘍を患ったほか、厩舎での転倒で満足に起き上がることができなくなったため、安楽死の処置がとられたという。

　なお83年生まれの同世代には、種牡馬として日本に導入された凱旋門賞馬のダンシングブレーヴとトニービン、ジャパンカップでオグリキャップとの死闘を制したニュージーランドの女傑ホーリックス、86年のケンタッキーダービーを制して翌年は米年度代表馬となったファーディナンドや、種牡馬として大成功したストームキャット、ウッドマンらがいる。