​香港G2ジョッキークラブスプリント、ラッキースワイネスが重賞初制覇

2022年11月21日 12:55

 現地20日、香港シャティン競馬場でG2ジョッキークラブスプリント(芝1200m)が行われ、2番人気のラッキースワイネスが接戦を制した。

 ストロンガーの出遅れでスタートしたレースで、ラッキースワイネスは中段やや前方の7番手を確保。外を回って直線に入ると鋭く追い上げ、最後は内から馬群を割って伸びてきた昨年の勝ち馬ラッキーパッチとの叩き合いをクビ差で競り勝った。

 4連勝中だった1番人気のウェリントンは中段から伸びずに勝ち馬から2馬身1/4差の6着まで。スタートに失敗したストロンガーは7着、スカイフィールドは8着に終わった。

 K.マン厩舎の4歳馬ラッキースワイネスは、重賞初挑戦だった前走のG2プレミアボウルでウェリントンの2着。この時は斤量が61キロのウェリントンより5キロも軽かったが、今回は定量戦で2キロ差に縮まったG1馬たちを下して重賞初勝利を果たした。