マインドコントロールが3年4カ月ぶりのG1制覇、米シガーマイルHで引退の花道飾る

2022年12月04日 17:16

 米アケダクト競馬場で現地3日に行われたG1シガーマイルハンデキャップ(3歳以上、ダート8ハロン)は、2番人気のマインドコントロールが2番手キープから直線に向くと、背後から追撃する4番人気ゲットハーナンバーと一杯に叩き合いアタマ差で引退の花道を飾った。

 水が浮く馬場コンディションで行われた一戦は6頭が一団で進み、マインドコントロールは先頭から1馬身少々の2番手をキープ。ゲットハーナンバーが追っつけ気味に続く。手応え良く追走したマインドコントロールは外から進出するゲットハーナンバーを迎え撃ち、最後はねじ伏せるようにしてゴールした。

 ゲットハーナンバーの内で並走した3番人気ホワイトアバリオが1/2馬身差の3着に続き、5番手からレースを進めた1番人気のゼンダンは追撃及ばずさらに2馬身差の4着に敗れた。

 ステイサースティ産駒の6歳馬マインドコントロールは3歳8月のアレンジャーケンスステークス以来となる3度目のG1制覇で、重賞は今年6月のG3サルヴァトールマイルステークスに続く通算8勝目。これがラストランと戦前に報じられており、見事に有終の美を飾った。